●あきる野・横沢入の生息地が破壊される！

　3月29日の一斉調査では、例年になく生息地の乾燥が顕著で、確認卵のう数も少なかった、あきる野市・横沢入ですが、その原因が人為的なものであることが判明しました。

　当地に住宅開発を予定しているJR東日本と鹿島建設の現地事務所の職員が、測量のためを名目に、数カ所の湿地・水たまりに溝を切り、排水を行なっていたことが、西多摩自然フォーラムの会員により確認されています。すでに一部のヒキガエル産卵地では卵が干乾びた状態で、トウキョウサンショウウオにも影響が出ているのは確実と思われます。

　この開発については、現在自然保護団体とJR東日本との問で話し合いが続いている段階で、環境アセスの手続きも行なわれていません。にもかかわらず、無届けで現状変更が行なわれたことは問題で、フォーラムでは関係方面への働きかけを行なう予定です。

●4月24日(金)・中間報告会を開きます

　立川市中央公民館(JR立川駅南口徒歩5分)にて午後7時より。当日ご出席できない方は取りまとめ可能なデータがあれば、20日までに事務局までお送り下さい。

●調査/４月１８日(土)あきる野市滝山丘陵

　担当/事務局/秋川グリーンスポーツ公園AM9:00集合(JR福生駅発8:35同公園行バス・P有)

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