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サンショウウオ研究会 各位様
先日の秋留台一斉調査の結果が出ましたのでご報告致します。
昨年は卵のう477・成体55でしたから、今年は春の訪れが遅い割には、 産卵は進んでいるようです。
横沢に関しては、谷戸の水量は少ないのですが、 定期的に雨が降っているせいか、土は結構ぬかるんでいて 放置されたスギの枝の下などの、水深1センチ程度の水たまりに 産んでいるのが目立ちました。
大荷田の死骸は、４頭は頭、１頭は尾を食われていて、 付近に哺乳類の足跡がありました。しかし三浦のようなアライグマではなく、 どうやらイタチらしいとのことです。
平井は水量が少なく、いつも見つかるポイントも乾いていて、 あまり数がのびなかったとのことでした。 横沢・大荷田とも、採集された形跡があるのが気になります。 調査員の皆さん、お疲れ様でした。
| 地区 | 卵のう数 | 成体数 | 調査員 |
| 青梅地域・大荷田川流域 | 301 | 8+5（死体） | 10名 |
| 五日市地域・横沢入 | 584 | 10 | 6名 |
| 日の出地域・平井川北 | 91 | 3 | 8名 |
| 合計 | 976 | 21+5（死体） | 24名 |
トウキョウサンショウウオ研究会 川上洋一